樹々の間で
風に吹かれていると
ただそれだけで
頭の中のおしゃべりがやんで
心が穏やかになっていく

思考も、感情も
アイデンティティさえない

ただの命として
呼吸して
そこに在るだけの
わたしになれる

樹々と一緒
ただの命としてのわたし

自然となんの違いもない
ただ在るだけのわたし

そのような時に感じるのは
静かな
穏やかな
なんとも言えず満ち足りた感覚

私にとっての自然体はきっとこういう感じ


自然の中に身をおいて
自然体の自分にもどると
そこには心地よさしかないみたい